和菓子には「遊び心」と「季節感」を感じさせられるものがたくさんありますが、
この「浜土産」はその中でもダントツです。
「浜土産」は「はまづと」と読みます。
見た目同様にインパクトあるネーミングのお菓子ですね。
貝をあけてみると、まぶしいくらいプリプリした琥珀羹が現れます!
この琥珀羹に浮かんだ一粒の浜納豆!
実は1日、2日と経つとこの浜納豆から「じわ~っ」と「茶色」がにじみ
出てくるんです。(下の写真は2日経過のものです)
まるで浜納豆のオーラを見ているようです!
琥珀羹はかなり弾力があるように感じられます。
味は砂糖だけではなく飴のような優しい感じの甘さです。
このオーラを発している一粒浮かんだ浜納豆。
味もインパクトあるんです。
味噌に味が似ていますが、味噌よりも深く濃厚でまろやかな味がします。
この濃縮された味噌の風味の味と琥珀羹の甘さが絶妙に絡み合って、とても
美味しく涼しげな味がします。
浜土産を食べながら真夏の暑さを楽しむのもいいなあって思いますよ。