あんみつ

●海を感じるあんみつ


 突然ですが、甘い物ベスト3を聞くと「あんみつ」は必ずランクインするのでは

ないでしょうか?

 私は甘い物はどれも好きなので困りますが、多分ベスト3に入ります。

 「あんみつ」って「餡」「寒天」「赤えんどう豆」「黒蜜」等々突っ込みどころ

満載なんですよね。

 

そんな中で異色ともいえる京都の個性派集団が作る超本格的あんみつをご紹介します!

 

なんと陶芸家の方達が経営しているあんみつ屋さんなんですΣ(゚д゚;)

しかも

その一人一人があんみつ並みに超個性的!

(会ってお話してみて下さい(笑))

 

 

 こちらのあんみつ、「どうぞどこからでも突っ込み入れて下さい」と言わんばかり

のこだわりのあんみつなんです。

 小豆は丹波大納言、黒豆は丹波黒豆、白玉も国産品で黒蜜は波照間の黒糖!

 小豆って国産を謳っている多くは「十勝産」とか「北海道産」なんです。

 丹波産は本当に量が少なく、「小豆は丹波大納言使用」と言い切れるところって

少ないと思います。


 すべてにこだわった原料ですが、ここのすごいところは「寒天」なんです。

 

原料は漁師さん直送!

 

つまり「海」直送ですΣ(゚д゚;)

 

まさに・・・

 

男前あんみつっ!

 

 

こんな感じで送られてくるそうです。

さすが漁師さん!豪快ですね(笑)

 こちらが使用している天草。

 寒天を作るのは普通は糸寒天とか粉寒天とか想像しますよね?

 でも、ここは違うんです。

 

 天草から寒天を手づくりで作るんです!

 

 

 寒天といっても一般に安く売られているものは海外産の「オゴノリ」を使用

しているものが多いんです。(刺身の横にあるやつですね)

 

 オゴノリって何やねん~っヾ(▼ヘ▼;)

 

 まるで鯛の刺身といってアマゾンの恐い魚食べさせられている気分です。

 

 オゴノリは粉寒天にする際に薬品処理をしなければ固まりません。

 つまり完全に自然のものではなく、手を加えて寒天になるようにしているんです。

 

それに比べて無添加・無漂白の天草100%寒天は風味があるんです( ̄▽+ ̄*)

 

 ところで、こんな赤っぽい色の天草で作った寒天って見たことあります?

 普通は「晒し天草」といって真水に晒した後に天日干しした白っぽいものを

使用します。(写真下の白っぽい天草)

 こちらは晒していない天草も使用しているところがポイントです。

 これが香りとコクのもとなんです( ̄▽+ ̄*)

 

 その天草を豪快に朝から晩まで数時間煮込みます。

 

 

で、出来上がったあんみつがこちら!

 ほのかに磯の香りがすると言う方もいますが、これは磯ではなく海の香りです!

 まさに

「海喰ってるみてぇ~о(ж>▽<)y ☆」

 

 な最高のあんみつです!

 

 甘味処 天引(かんみどころ あまびき)
 京都府京都市左京区下鴨前萩町13木村ビル新館 B1F
 
075-702-1657
 (月曜日定休 営業時間11:00~19:00 確認してから行かれて下さい)

 

 ちなみにここは陶芸教室もしています。

 思わず私も体験しちゃいました( ´艸`)

 

 

 

 

 

 

 

 

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