嘯月の上生菓子

●岩根のつつじ

上生菓子 岩根のつつじ

 岩根山の新緑とつつじのコントラスト。

 きれいですね~。

 桜の花が散った後の新緑の清清しい季節の到来
 を感じますよね。

 日本のように四季の中で違った美しさを感じられる
 ところに生まれて本当によかったと思います。

 和菓子自身も大変美しいものなのですが、自然の
 景色に思いを馳せることで、更にその美しさを楽し
 むことが出来るのではないかと思います。

 まさに日本庭園と同じ借景です。

 

 

 茶席の菓子でもよく選ばれる「きんとん」

 その色合いで四季を表現しています。

 「岩根のつつじ」はまさに新緑とつつじのコントラスト!

 

 このきめ細やかさ!

 もう食べるのがもったいない気がしてきます。

 

 中は甘過ぎず、後味が清清しい餡の味が広がります。

 新緑の季節をそのまま食べているような幸せな気分です!

 

  是非、その季節季節の上菓子を食べて季節を感じてみてください。

 

 

 

● 「嘯月」の上生菓子

餡入りわらび餅
岩根のつつじ 花あやめ 軒端の月(焼わらび)
新緑とつつじをイメージした
きれいなきんとんです。
白餡を外郎生地で包んだ
上品な甘さの和菓子です。
本来のわらび餅。
中の甘さ控えめの漉し餡と
わらび餅の相性が最高です。

 

朝のつゆ 嘯月 葛焼き(餡) 嘯月 落し文
朝のつゆ(紫陽花) 葛焼き(餡) 落し文
朝つゆの降りた紫陽花をイメージ
したきんとんです。
 武者小路千家の四代・直斎さんが好んだといわれる葛菓子です。 他人にばれないように伝えたい人の近くの路に落とした手紙をイメージした上生菓子です。

 

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