葛焼きは、水溶きした葛粉に黒砂糖と小豆の漉し餡を混ぜて半分を煮上げ、残りの生地
とあわせて枠蒸しにして、冷めたものを鉄板で六方に焼き目をつけた物です。
一度にたくさん出来るのと日持ちがしない為に、6月の時期でも常時おいている和菓子店
は多くありません。
嘯月さんでも6月・7月常時置かれているわけではありません。
私はどうしても嘯月さんの葛焼きが食べたくて4月末くらいから葛焼きの時期になったら
連絡をいただける様にお願いをしていました。(→これに関するブログ記事はこちら)
で、ついに購入したのがこちら。
餡には定評のある嘯月さんの葛焼き。
清清しい餡の味がス~っと喉を通り抜けていきます。
美味しい~!!
断面を見てみると、見事にきれいに葛と溶け合った餡が神々しくもあります。
この羊羹でも外郎でもない「葛焼き」。
是非食べてみてください!
● 「嘯月」の上生菓子
岩根のつつじ | 花あやめ | 軒端の月(焼わらび) |
新緑とつつじをイメージした きれいなきんとんです。 |
白餡を外郎生地で包んだ 上品な甘さの和菓子です。 |
本来のわらび餅。 中の甘さ控えめの漉し餡と わらび餅の相性が最高です。 |
朝のつゆ(紫陽花) | 葛焼き(餡) | 落し文 |
朝つゆの降りた紫陽花をイメージ したきんとんです。 |
武者小路千家の四代・直斎さんが好んだといわれる葛菓子です。 | 他人にばれないように伝えたい人の近くの路に落とした手紙をイメージした上生菓子です。 |