2009年創業された新しい和菓子屋さん「朧八瑞雲堂」さん。
京都のこの和菓子激戦区に新規開業された、素材に作り方にとことんこだわり
を持たれているご主人川村さんにお話を伺いました。
こちらの看板商品はお店の名前にもはいっている「おぼろ」
葛饅頭のようにみえるこのお饅頭、実は周りが「わらび餅」なんです。
わらび餅が熱いうちに漉し餡を包み込む作業。
これは大変だと思います。
川村さんにお伺いしたところ、3種類のおぼろ全て黄粉のいり方を変えて
いるそうです。(4種類の煎り方で煎った黄粉をブレンドするそうです)
砂糖を使用したものと黒糖・和三盆を使用したものがあり、甘さに合わせ
黄粉の煎り方も調整する徹底振りです。
中の漉し餡もす~っと滑るような舌触りで、この食感を出すためにギリギリ
の柔らかさで漉し餡を作っているそうです。
そして私も大好きな琥珀糖!
薄氷のような砂糖で、超ふるふる状態の寒天を包み込んでいます。
川村さんも、「ここまで中がふるふるの琥珀糖はそうそう無いと思いますよ」
と自信を持って言われています。
本当に超ふるふるなんです!
そして私が毎回購入していくのが「お赤飯」なんです。
こちらのお赤飯は全く着色していないので毎回色が微妙に違うんです。
そして豆が大きくて美味しい!
初めて購入した時にご主人から
「お赤飯ってこんな味やったんやって思わはると思いますよ」
と言われたお赤飯。
本当に「こんな味なのか!」と思う程美味しかったです。
仕事帰りや合間にいつもお邪魔してお話をしてしまってすみません。
いつもご主人の川村さんにはいろいろ教えて頂いて本当に感謝しております。
ありがとうございます。
●京都こだわりの店 ~お店の方にお話を聞いてみました~
御菓子司 中村軒 | 茶房いせはん | 朧八瑞雲堂 |
和菓子好きでは知らない人は いない桂離宮近くの超有名店。 女将さんのメルマガ「京のお菓子 歳時記」は書籍化される程の 人気メルマガ。 |
食べログのレビューでは常に 高評価の口コミ有名店。 素材にも作り方にもこだわる 研究熱心なご主人。 |
和菓子の超激戦区の京都で 上生菓子から朝菓子生まで 幅広い 和菓子をこだわり抜い てつくる 職人肌のご主人。 |